こんにちは。
関東地方も梅雨入りし、今日は雨の一日。
出掛けるにはイヤな雨だけど、お手入れ作業に参加している公園花壇の花たちには恵みの雨になりホッ!^^
皆さまのところはどのようなお天気だったでしょうか。
先日、東大和市総合福祉センターは~とふる 地域活動支援センターさんにて
どくだみチンキを作る講座を開催しました。

足もとにあるお馴染みのドクダミですが、暮らしの中で利用されることが少なくなった今、
今回参加された皆さまも 久々にドクダミに触れた方がほとんどだったと思います。
それでもご興味を持って来てくださった皆さまですので
ドクダミ独特の匂いに「クサい!イヤ!!」という方はいらっしゃらず、
「ちょっとクサいけど、悪くはないよ」「イヤではないわ~」のご感想。
ドクダミの原産地のこと、独特の匂いの成分や効能、使われ方などをお話していくうちに、
ドクダミのお人柄と言いますか(笑)、なりを知っていただくことで より親しみを持っていただけたのではないでしょうか^^

収穫したドクダミは水洗いし汚れやホコリをとり、水気を切って準備。
どこにでも生えているけど、どこででも収穫できるとは限りません。
安心して収穫できる場所があることは、とても有り難いことだと思います。

おしゃべりしながらの手仕事は楽しいですね♪

独特の匂いも親しみのある香りに♪

皆さま作業が早い!きれいに分けていただきました。

葉っぱと花を保存ビンに入れ、35度のホワイトリカーを注ぎます。
チンキとは、ハーブをアルコールに浸して有効成分を抽出させた液体のことです。
「浸剤(しんざい)」とも呼ばれます。
チンキは、英語の「tincture(ティンクチャー」が日本語読みで変化したことが由来だそうです。

どくだみチンキ液の仕込みが終わりました!
センターのスタッフさんが持って来てくださったミントでも作りました^^
皆さま、楽しかったとのご感想で、良かったです(o^^o)
あとは1日1回ほどビンを振って混ぜながら成分を抽出させ、2ヶ月後の講座では、出来上がったチンキ液を使って虫除けスプレーや化粧水などを作ります。
出来上がりが楽しみですね^^

後日、花だけのチンキ液も仲間入りしました^^
写真右側の液は昨年仕込んだものです。1年経ち、このくらいの色に変化します。

花が咲くエネルギーの高い時期、この時の力をいただき、皆んなで手仕事をする時間。
仕上がりと、次に会えるのを楽しみに待つ時間。
その良さや、「生えすぎて困るなぁ~」という話題も含めて、だれとでも会話が広がるドクダミ。
私は、日本の暮らしのなかで共に生きてきた、愛すべき植物であってほしいな。そう思います^^